トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

謎のお弁当

今週のお題「お弁当」 30年以上も前になるが、地方都市に赴任していたつれあいが東京に戻ることになったとき、最後に周辺を観光しようと言われて一日をひなびた村に遊んだことがあった。 謎だらけの一日だった。 まず、つれあいが日頃仲の悪い私を誘ったの…

『東海道戦争』 筒井康隆 中公文庫

東海道戦争 (中公文庫) 作者:筒井 康隆 発売日: 1994/12/01 メディア: 文庫 筒井康隆の短編集。表題作「東海道戦争」が良かった。 東京と大阪が戦闘状態になるというビックリポンの状況。しかし克明な描写は実況感たっぷりだ。 戦争の本質。その訳の分からな…

『あかんべえ』上・下  宮部みゆき 新潮文庫

開店したばかりの江戸深川の料理屋「ふね屋」を営むのは太一郎、多恵の夫婦。二人には一人娘のおりんがいる。おりんには不思議な力があり、亡霊を見たりそれと話したりも出来る。 「ふね屋」にはおりんたちが来る前から住み着いている亡霊たちが5人いた。物…

いすみ市 割烹かねなか

先週の土曜日「アド街ック天国」でいすみ市をやっていた。こうやってテレビで取り上げられると、いつも行ってる場所を改めて見直し、「千葉っていいな」となる。まだまだ知らないいい所があるんだな。 さっそく「割烹かねなか」に行ってみた。いつもとは逆の…

『魔力の胎動』『ラプラスの魔女』 東野圭吾 角川文庫

『魔力の胎動』を読んでその尻切れトンボな終わり方に「???」だったが帯を見て「『ラプラスの魔女』とつながる」物語と書いてあったので、さっそく書店へ。『ラプラスの魔女』、読んだような気もするけれど覚えていなかったので。 これはやはり両方読むべ…

南房総寿司屋「大徳家」

またまた館山道、フラワーラインを気分よく走っておいしいものを食べてきた。 今回は寿司。南房総は千倉の「大徳家」だ。 大徳家 お寿司の写真を撮るつもりだったけれど、運ばれてきたとたんに箸をつけてしまい、わしわしと食べ進んではっと気づいたときには…

ソリティア無間地獄から生還した

ソリティアがやめられない。以下に一応ゲームの説明を書くけれど、まだやってない人は決して始めないでください。やめられず止められず廃人になってしまう可能性もある恐ろしいゲームなのです。そうなったときはこの記事を思い出して私と同じ方法で脱出して…

ブログアクセス数たちまち一桁に逆戻り

先週「アクセス数が二桁になった、目標達成だ!」 と喜んだのもつかの間、どんどん減っていき、元の一桁、というかアクセス無い日もあるという悲惨な状況に逆戻りだ。 毎日更新するという目標を立てて楽しくがんばっているのだが、このていたらく。「コンテ…

『珈琲いかがでしょう』第2話を観て 「あれ」でなく「それ」を思った

わたしの青山はスタバにいる 『珈琲いかがでしょう』テレビ東京系 月曜午後11時~ 第2話 「キラキラ珈琲」 「だめになった珈琲」 録画しておいたものをやっと観た。すごく楽しみにしていたものだ。 なぜって中村倫也がいいから。穏やかな声がいい。でもっ…

自分の物語を創るということ

「『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之訳 河出書房新社」 の上巻を今読んでいる。とてもおもしろい。以前読んだ漫画の『サピエンス全史』もおもしろかったが、こちらはまた一味違う深い内容だ。私はなんとなく人類の歴史を栄光と進歩の歩み…

佐藤伝著『魔法の習慣』から「サラっと声かけ」を取り入れた

佐藤伝著『魔法の習慣』から「サラっと声かけ」を生活に取り入れた。 この本に書かれているのだが、相手の反応を気にしたらだめだ。何も考えず、自分のルーティンとして軽く声をかけるのが良いそうだ。これを読んでとても気がラクになった。馴れ馴れしいと思…

春たけなわの築地川公園でクラムボンが笑った

今日は築地川公園周辺を散歩。うららかな良いお天気。 築地川公園は築地本願寺と聖路加国際病院の間にある細長い公園だ。もともとこの公園のあった場所は川だったようだ。両端に駐車場があり、本願寺側の駐車場は築地市場に近く、満車のことが多い。本願寺の…

リーンゲインズダイエット途中経過六週目

先週さぼった計測を今週は決行。前回の計測より400グラム減っていた!ダイエットを始めた当初からだと約1キログラム減っている。遅い!だが確実だ。このやり方で痩せると信じて、続ける。 ①午後9時から翌午前11時まで何も食べない。 これだけだ。(た…

ブログのアクセス数二桁達成! って、喜んでいいのか?!

週末に12アクセスとなり、二桁という目標達成で先ずは祝着至極で御座候。とふざけたくなるくらいアクセス増えない。ちょっと頑張ってみたつもりなんだけどな。 やったのは、①はてなブログのグループに参加した。「読書」と「雑記」の二つに参加。アップす…

『52ヘルツのクジラたち』 町田そのこ 中央公論新社

2021年度本屋大賞第一位ということなので、さっそく買ってきた。 ちょっと都合よく事が運びすぎてるという気もする。確かに家庭では虐待されていたけれど、その辛さは軽視できるものではないけれど、キナコにはアンさん、美晴という最強の友人たちが出来…

今季いちばん好きなドラマ『ソロ活女子のススメ』

江口のりこさん演ずる五月女恵がいろいろな「ソロ活」を楽しむドラマ。 愛想笑いに疲れたら 今日も「ひとり」を楽しもう 好きな時に 好きな場所で ひとりを楽しむ人生 これ、いいよね。私の好きなやつ。 「ソロ活」という言葉があるとは知らなかった。 言葉…

『言葉の習慣』 佐藤伝 著   GAKKEN

たった1分でできて、一生が変わる! 言葉の習慣(文庫版): らくらく幸せに夢を叶える人の話し方56 作者:佐藤 伝 発売日: 2014/10/24 メディア: 文庫 言葉には現実を引き寄せる効果があるから、日常口にすることばはとても大切だと著者は言う。「いい言葉を使っ…

房総三昧うまい一日

館山道を快走して、まず漁師料理「かなや」へ。平目の活き作り3,500円、海老天ぷら980円、定食セット(ごはん、かじめ入り味噌汁、お新香)250円。 活き作りはほんとに美味しい。歯ごたえがある。海老の天ぷらは海老3本と茄子、インゲン。フライも美味しい…

広島カープ中村奨成プロ初安打

おめでとう! 奬成くんの1軍スタメン出場&初安打、めっちゃ嬉しい。 2017年甲子園での活躍がすごく印象に残っていて、ドラフト1位での広島入団のニュースに「やったね!」と快哉を叫んだくらい応援していた。 でもなかなか試合に出てこない。いったい…

新生活が捗る逸品-B5ノートの「放・充・未」日記

#新生活が捗る逸品 このB5の大きさが最適。ショルダーバッグにもいつも持ち歩く小さなリュックにも入る。ゴムバンドが付いてるのでやたらにパラパラ開かない。表紙が硬いので机のない野外などでもメモが取りやすい。私にちょうどいいノートなのです。 思っ…

『かがみの孤城』 辻村深月 ポプラ文庫

かがみの孤城 上 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2021/03/05 メディア: Kindle版 かがみの孤城 下 (ポプラ文庫) 作者:辻村深月 発売日: 2021/03/05 メディア: Kindle版 2018年本屋大賞受賞作。本屋大賞受賞作に外れはない。 学校で居場所をなくし家…

美しき凶器 東野圭吾

美しき凶器 新装版 (光文社文庫) 作者:東野 圭吾 発売日: 2020/11/10 メディア: 文庫 あまり好きではないシチュエーション、あまり好感の持てない登場人物たち。誰に感情移入すればよいのかわからない小説が私は苦手だ。特に推理小説は。 けれども面白く読み…

ブログのアクセス数二桁を目指す

アマゾンアフィリエイトのアカウント取って「180日以内に3件以上」という条件を知り、とてもだめだと。 ふと思ったのは、ほんとにアクセス数が少ないということ。誰が読むのかということ。 正直に言って「誰かが読んでくれるかもしれない」という可能性…

夕暮れの谷津遊路を歩く

夕暮れの谷津遊路 久しぶりに谷津游路へ。夕暮れの小さな商店街は大きな丸い電灯が灯って懐かしく優しい気持にさせてくれる。空はまだ昼の青さを残しているが、地上は影に包まれようとしている時間だ。短い商店街だけれど、どの店も丁寧に運営されており、地…

キレる! 小学館新書 中野信子著

キレる!(小学館新書) 作者:中野信子 発売日: 2019/06/05 メディア: Kindle版 昨日読了。テレビで見る著者の人間性に興味があって手に取ったらすごく説得力があった。 まず著者は「人間なら誰でも怒りの感情が湧き起こる」と怒ることは自然な感情だと言っ…

キレる!練習

中野信子さんの『キレる!』を読んでいて、やはり適切にキレる!ためには練習が必要だと思ったので、キレる練習をすることにした。 虐められてスルーしたり黙って耐えていると「こいつはやってもいい奴」とみなされてひどい目に合うことになることが多い。と…

夏目三久さん、有吉さん、結婚おめでとう!

久々のうれしいニュースだ。まったく関係ない人間の幸せを心から喜べるなんて、めったにないことだ。なぜ喜べるかと言うと夏目三久さんのファンだから。きりっとした美人で話し方に節度と品がある。凛々しい。ちょっとしたエピソードを話すときにもきちんと…

アフィリエイト始めました!

アマゾンアフィリエイトのアカウントを取得した。「誰でもできる」と本に書いてあったが、私には難しかった。 なぜこのアクセスの少ないブログでアフィリエイトを始めたかと言うと、読書・書評の文章に映像を付け加えたかったからだ。表紙を写真に撮って貼り…

ザリガニの鳴くところ  ディーリア・オーエンズ

ザリガニの鳴くところ 作者:ディーリア・オーエンズ 発売日: 2020/03/05 メディア: Kindle版 沼のほとりの湿地に住むカイアは貧乏白人の末娘だった。兄たちと両親の5人家族だったが、母が家を去り、兄弟も去り、十歳の冬には父も姿を消した。古ぼけた家でた…