トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『アウトプット大全』ーアウトプットで人生を回して行く

ホラー映画のあらすじを読んだ。ホラーは好きだけれど絶望の中で終わるのは絶対にいやなので、ホラーに関しては、感情移入しないで見れるか、そうでなければ誰かが勝ち残る展開になっていることを確かめてから観るという邪道を歩んでいる。 読んだのは「人肉…

「人志松本のすべらない話」(8月20日)アンミカの「誉める力」がすごい!

「プチ自慢」を言い合う場面でアンミカが「私は実はほめることが得意なんです」と話し始めた。 「なんでもかんでも良い所を見つけていかなければ生きて行けない環境にいたので」誉めることが得意になったと言う。 目の前の「白いおしぼり」を誉めてみてと言…

宮部みゆき『おまえさん』人物評

おまえさん(上) (講談社文庫) 作者:宮部 みゆき 講談社 Amazon おまえさん(下) (講談社文庫) 作者:宮部 みゆき 講談社 Amazon 男で好きなのは源右衛門。不遇な人生をマイペースで生き抜く。 南町奉行所で与力を務める本宮家の次男に生まれた彼は養子先でうま…

中谷彰宏「1秒で刺さる書き方」から学んだ3つのこと

1秒で刺さる書き方 伝わらない文章を劇的に変える68の方法 作者:中谷彰宏 ユサブル Amazon 1.嫌われることを恐れない 「あいつ、あんなことを書いて」と笑われる覚悟が必要だとある。「言い切る」潔さが肝要ということだろう。 ついつい「など」とか「と思…

『ねこねこさんの ハンドレタリング』で手仕事再開だっ

ひとりさんの「我慢しない生き方」の本を読んで、もっと好きなことをやろう、まだまだ好きなことにかける時間が少ないと思い、手仕事を再開することにした。すごく不器用なのだが、ちょこちょこと手を動かすことが好き。 はじめてでもグリッドでキレイに描け…

斎藤一人『我慢しない生き方』の3つのポイント

斎藤一人 我慢しない生き方 作者:斎藤一人,舛岡はなゑ ぴあ Amazon ①「楽しいことをやろう」でエネルギをためる 好きなことをすればエネルギーのレベルが上がる。これは実感している。逆に言うと、嫌なことを我慢しているとエネルギーのレベルが下がってくる…

みうらじゅん著『「ない仕事」の作り方』は、めっちゃ楽しい人生を作る本

「ない仕事」の作り方 (文春文庫) 作者:みうら じゅん 文藝春秋 Amazon p3 すべては「マイブーム」から始まる この「マイブーム」というのは、「まだ区分けされていないものに目をつけて、ひとひねりして、新しい名前をつけて、いろいろ仕掛けて、世の中に届…

オリンピックが(やっと)終わった

なんか、私にはやなことばかりのオリンピックだった。 開会前のごたごた。日本の抱えている問題が次々と明るみに出たように思う。 隠ぺいされなかっただけでもいいのかもしれないとも思うが、差別の問題、権力の横暴、無策、などこれから何か改善されるのか…

宮部みゆき『ぼんくら』は「サイダーハウス・ルール」の世界

ぼんくら(上) (講談社文庫) 作者:宮部 みゆき 講談社 Amazon ぼんくら(下) (講談社文庫) 作者:宮部 みゆき 講談社 Amazon 読み始めてすぐ、ジョン・アーヴィング原作の映画「サイダーハウス・ルール」を思い出した。 1999年のアメリカ映画だ。孤児院でラーチ…

土屋賢二『不要不急の男』は一冊で、二度とは言わず三度四度おいしい

不要不急の男 (文春文庫) 作者:土屋 賢二 文藝春秋 Amazon 土屋先生が老人ホームに入られた。土屋先生がマンション暮らし。なんだかショックだった。お年は知らないが、なんとなく親戚のおじさんみたいな親近感を勝手に抱いていたのだ。 でもお元気で快適に…

宮部みゆき『ICOー霧の城』上・下は読む3D

ICO-霧の城-(上) (講談社文庫) 作者:宮部 みゆき 講談社 Amazon ICO-霧の城-(下) (講談社文庫) 作者:宮部 みゆき 講談社 Amazon トクサ村には何十年かに一度頭に角の生えた子供が生まれる。その子はニエとして「霧の城」へ送られる。それを否めば村に恐ろし…

宮部みゆき『誰か somebody』の桃子が好き

誰か―Somebody (文春文庫) 作者:みゆき, 宮部 文藝春秋 Amazon この杉村三郎シリーズを私は最新刊『昨日がなければ明日もない』から読み始めてしまった。宮部みゆきは刊行数が半端ないので、私にはその全貌が把握できないのだ。それで、書店で目についた本を…

すべてがやわらかい「ヒルス ハワイコナブレンド」

イオンの棚でこれを見たとき、何か懐かしい気がした。 HILLSのロゴの左側で黄色い長衣を着てコーヒーを飲んでいるおっちゃんに見覚えがある。幼い日の、祖父の家の土間に漂っていた香りを思い出した。 祖父が飲んでいたのとは違うが、ハワイコナブレンドを購…

ひろゆき『無敵の独学術』から工夫がだいじだと

無敵の独学術 作者:ひろゆき 宝島社 Amazon 3つのことを学んだ。 ①ゴールをはっきりさせる 独学は何かしたいことがあってからの学びだ。なんとなくこれやっとこうか、では計がゆかないし、どこへも行きつけない。 勉強が好き、というより勉強している(格好…

TV東京ドラマ「シェフは名探偵」西島秀俊主演が終わってしまった😢

ビストロ「パ・マル」のシェフ三舟は半径5メール(推定)の謎を解く名探偵だ。 このドラマの舞台は「パ・マル」の店内とその表の通りまでが範囲でその外に出ることはない。人物も店のスタッフ4人と若きオーナー、店を訪れる客などだけで外の世界は描かれる…

宮部みゆき『人質カノン』

人質カノン (文春文庫) 作者:宮部 みゆき 文藝春秋 Amazon おもしろいだけでなく、別の人生を体験したような気分になれる7つの短編。 表題作「人質カノン」 「そうか、コンビニ友達なんだな、あたしたち」 深夜のコンビニで顔見知りになった高校生。強盗に…

『最高のオバハンー中島ハルコの恋愛相談室』はからっと晴れた青空のよう

最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室 (文春文庫) 作者:真理子, 林 文藝春秋 Amazon 10話からなり、十個の「相談」が書かれているがどれも痛快なアドバイスだ。中島ハルコはべたべたと同情したり、「その人の身になって考え」たり気持ちに寄り添ったりし…

自分を好きでないといじめる人が寄ってくるという話

ヤマボウシの実 シスターからメールが来た。「○○子様のお忙しいところお邪魔して申し訳ございませんでした」。怒りを感じた。 出先で電話を受けたのに長話が始まって用件が済まないから切らせてもらったらこの返事。「今取り込んでるから」といくら言っても…