所要をすませた帰途、午後九時過ぎに新橋駅で乗り換え。「カタトソデ」という博多饂飩の居酒屋で一休みした。
いつも「ざるうどん・半」を注文する。今日のトッピングはごぼう天。それとポテトサラダ、ハイボール。
博多饂飩、すごうま。もっちり、ふわふわなのに腰がある。つけ汁も程よい甘さで絶品だ。
トッピングは別皿に盛って来る細長い長方形のごぼう天にしたが、これがうまい。衣が薄くてサクサクなんである。前回はとり天だったが、これもボリュームがあっておいしかった。ごぼう天は四つ、とり天は二つ。しかしとり天は大きい。
ポテトサラダは明太のが売り切れで、普通の奴だけれど、これも玉ねぎなどが入っていてうまい。
ハイボールを飲んでみたが、私はやっぱり生ビールかな。でもおいしく、一杯飲んでもまだつまみが残っていたので「田中六十五」という日本酒を頼む。日本酒を桝に入ったコップに注いでもらうとき、いつも幸せを感じる。こぼれるまで注いでくれたのを最初啜って飲むときがうれしい。ある程度飲んでから桝の酒をコップに移すのも楽しい。
「田中六十五」は、すっきりとした味わいのお酒だった。
この店のカウンターは一人客の女性も多いので、気楽に座っていられる。自分のことは別として、一人でキュッと飲んでる若い女性はおおむね素敵だ。一日は働いてきたんだなと思う。