トマト丸 北へ!

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相棒18 #1 10/13(日)

待望の相棒18が始まった。

右京さんが行方不明になり、相棒の冠城亘が北の果ての天礼島へ捜しに行く。

ロシアとの国境に近いこの島には「友好の館」という多少胡散臭い元リゾートホテルの建物があり、ロシアの血の混じった初老の男性と彼の部下らしき若者たちが暮らしている。そして麻薬を飲まされて時間の感覚を失った右京さんもそこに閉じ込められていた。

友好の館の一員である若い女性と彼女を連れ戻そうとするその父、アザラシの不審な遺体の漂着など謎が謎を呼ぶ中、次々と起こる殺人事件。

正気に戻った右京さんは、自らの殺人への関与が疑われる中、亘の助けを得て事件の解決に乗り出す。

今回は前編なので、感想は後編を観てからにする。しかし、荒涼とした夢の中のような雰囲気がミステリアスで、相棒の再開にふさわしい、心を騒がせるドラマとなっている。続きが楽しみだ。

ついでに相棒の中で好きな人物を挙げておく。

好きな人ばかりと言っても過言ではなく、ほんとにミスキャストがない。

右京さんは別格として、現相棒の冠城、サイバー対策課の青木、大河内、組対の角田課長、伊丹・芹沢コンビ、片山雛子、元官房長の小野田さん、今までの相棒の中では三代目の甲斐亨、まだまだ好きな人がいるが、まず浮かぶのはこの人たちだ。

甲斐亨の復帰を強く望んでいる。彼が免職される回の脚本には、いまだに納得していない。責任をとって、いい形で復帰させてほしい。それから鑑識の米沢さんも。