豪華客船の旅を紹介する番組で、紫吹淳が若いタレントの「ママ」というノリで出演していた。
最初、あんなチンピラタレントの「ママ」はないだろう。と腹立たしく思ったが、観ているうちに、そんなこと関係無いと分かった。
「ママ」という呼称にこだわる必要がない素敵さ、大人の女の魅力を持っている。だんだんと二人が、「美しい素敵な親子」に見えて来た。
彼女は今までのキャリアと今の自分に対して、他人にどう呼ばれても歯牙にもかけないだけの自信があるのだ。
「おばあちゃん」「おばちゃん」などと言われて傷つくのは、たぶん自分の中に恥があるからだと思う。
今までの人生、現在の在り方などに忸怩たる思いがあるから、そんな呼び方しないでよと相手の自分に対する呼称に反発してしまうのだ。
今の自分を肯定出来ていれば、他人が自分をどう呼ぼうと気にならない筈。
美しさでは無理だが、今に集中できている自分に自信を持とうと考えた。別に、何の問題も無い。