トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

気にしない

久しぶりに丸善へ行き、楽しく、あれこれ見て歩いた。

丸善を応援してる。

私の応援なぞ丸善は必要としていないだろうが、気は心で。

私の好きな店が閉店することがある。池之端藪蕎麦、市原蕎麦宇左衛門、田舎パン、近所の喫茶店など、いつも行けなくても、そこにあるだけで心が豊かになる店が閉じてしまう。今でも喪失感で胸が痛む。もっと通っておけば良かったと思う。

だから最近は、つぶしたくない店はなるべく定期的に巡回することにしている。

丸善。学生時代を過ごした小さな地方都市にも丸善があり、一人で出歩ける年令になったとき一番うれしかったのが、いつでも丸善に行けることだった。知っている書店の中で一番本の種類が多いし、漱石丸善で本を買っていた、あの丸善だし。書店員さんがおおむね的確に質問に答えてくれるし。

だから金がなくてもひと月に一万円くらいは本を買うし、二、三回は訪問する。このところ足が遠のいていたのは、コロナ予防のためだ。でも、こういうときこそ、ということもあるからマスク、眼鏡、襟巻の完全武装で出かけたのだ。

ぶらぶらと本を見て歩く楽しさ。手に取って買うかどうか決めるドキドキ。私は、本屋さんが好き。

で、『気にしない女はすべてうまくいく」(有川真由美)という書名を見て、いいなと思った。「気にしない」という言葉に惹かれた。

普段なら即購入するのだが、このごろのコロナ不況を鑑みて今日は三冊しか買わないと決めていた。すでに二冊を手籠に入れており、もう一冊は宮本輝さんの本を買うと決めている。

なので購入は出来なかったが、ぱらぱらとめくり読みし、良い内容だと思った。

「気にしない」って、私に最も必要なことだ。

多少の未練を振り切って本を戻しながら、その場で「私はもう『気にしない』」と決めた。心が晴れ晴れとする。

以下、私が「気にしない」と決めたこと。

 

1.他人のことは気にしない

2.すんだことは気にしない

3.ヒエラルキーは気にしない(痛い目にあうかもしれないけれど)

4.他人の意見は気にしない(あなたのためよと言われても)

5.小さなことは気にしない