トマト丸 北へ!

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房総三昧うまい一日

館山道を快走して、まず漁師料理「かなや」へ。平目の活き作り3,500円、海老天ぷら980円、定食セット(ごはん、かじめ入り味噌汁、お新香)250円。

活き作りはほんとに美味しい。歯ごたえがある。海老の天ぷらは海老3本と茄子、インゲン。フライも美味しいが天ぷらも超うまい。定食などで2,000円くらいから十分食べれるが、私たちはたいていこのメニューだ。私的には房総でいちばんうまい魚の店だと思っている。

店を出てR127を千葉方面へ戻り、富津竹岡から再び館山道に乗る。もう初夏と言ってよい館山道は太古を思わせる深い緑に包まれている。木更津インターチェンジで茂原方面へ。市川鶴舞で下りて大多喜街道R297を一宮方面へ走る。大多喜へ筍を買いに行くのだ。今年は3回目。私見だが、大多喜の筍は最高だと思う。甘みと柔らかさが違う。街道沿いの店、道の駅「たけゆらの里」「ひらさわ竹の子村」などで朝採れの筍がゲットできる。

今日は道沿いの店で大きめの2本を2,000円で。少し負けてもらった。うれしい。2本も買って食べきれるのかという感じだが、皮をむくと案外小さくなるのだ。この店の人に教えてもらったのだが、筍の下茹ではなにも丸ごと茹でる必要はない。皮もばんばん剥いてしまって鍋に入るように小さくして茹でてOK。忘れずに糠ももらっておく。「たけゆらの里」で唐辛子も買った。茹でるときに必要なのだ。

帰りは一宮に出て大好きな「波乗り道路」を走り、京葉道路へ。「波乗り道路」もそれに続く「東金九十九里有料道路」も最高に気持ちの良い道だ。「波乗り道路」は通称で、正式には「九十九里有料道路」と言うらしい。420円だが、海を見ながら走る爽快さは料金以上だ。真亀JCTで左に折れると「東金九十九里有料道路」へ続く。この道も田園風景を見下ろす丘の上を走る快適な道。210円。この二つの道はETCが使えないので、小銭を用意しておく必要がある。

「東金九十九里有料道路」から一般道へ出てしばらく直進すればまた東京方面へ行く高速に乗れる。このアクセス、景色も良いしわりと空いていてけっこうおすすめだ。

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筍と庭で採れた蕗を煮る

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筍のホイル焼き

帰宅後早速筍の皮をむき、米ぬか・唐辛子を入れて下茹でした。50分くらい茹でて後は朝まで放置。ゆっくりと冷ますのだ。

穂先の部分だけはそのままアルミホイルに包んでオーブンで焼く。以前筍狩りに行ったときには取り立てを焚火で焼いたのだが、オーブンでもぜんぜんOK。朝採りだから出来ることかも。30分くらい焼き、味噌マヨネーズをつけて。ビールが進む。

晩御飯はもう一品。庭で採って下茹でしておいてあった野蕗を豚小間切れと煮る。野蕗は市販の蕗とは一味違う野趣あふれる香り、苦みでベリーテイストグッドなのだ。ビールが進む。

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「塩豆大福仕立てのもち食感ロール紅ほっぺのせ

デザートは、このところハマっているローソンの「塩豆大福仕立てのもち食感ロール」(352円)に大多喜「たけゆらの里」で買った苺紅ほっぺ(一ケース680円)を載せて。この苺、甘くてみずみずしく、超絶ジューシー。クリームと甘さ控えめ粒あんとちょっぴりしょっぱい豆入りのふわふわもちロールとの相性抜群🍓

 

漁師料理かなや 電話 0439-80-9188

        平日 9:30~18:00  休日 9:00~19:00

        基本的に年中無休

        アクセス 富津金谷ICを出てR127を木更津方面へ約5分左側

        大きな駐車場からも店内からも東京湾が見える。天気が良ければ富士

        山も。日帰り入浴施設「海辺の湯」併設。宿泊もできる。

※ 文中のルートはナビなどで確認してください。