トマト丸 北へ!

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人生の極意は「気にしない」こと

ヤフーの記事の中に美輪明宏さんの言葉が載っていて、「人生の極意は “気にしないこと” だとあった。それに関連する話。

最近つくづくと自分の顔を観る機会があって、自分がとんでもないバアサンになっていることを発見した。今は70代80代でもきれいな人が多いのに、私だけ、いつの間にか典型的な昔のバアサン顔になっていたのだ。スマホの自撮りと歯科医院の鏡は残酷だ。想像するに、ふだん家の鏡を見るときには近視のせいもあって勝手に修正した自画像を見ていたのだと思う。

ああ、これは……。このごろ連れ合いの態度が前にもまして悪いのだが、このバアサン顔のせいなのかもしれない。白内障の手術が裏目に出てしまったか。

先日も書いたことだが、このままでは気分が滅入るのでスマホにスノウというアプリを入れてみた。自撮り写真を修整したり加工してくれるアプリだ。そんなことしても意味ないという考え方もあると思うが、気分の問題である。修正した顔に近づけようと努力するのでもいいかも。

努力の結果、とてもいい写真が撮れた。さっそく保存してアルバムに入れておく。そうそう、私って本来はこういう人なんだよね。

それは、マスクをして帽子をかぶった写真だ。フィルターがかかってレトロな雰囲気。目は大きすぎず、少し切れ長に。眉はばっちり描きこんだもの。

しかし、これならとマスクを取り外して撮るともういけない。いかに修正しようとも、加工しようとも無理。顔の下半分はいかんともし難いのだった。ほうれい線、マリオネットの人形のような口元の皺、ほおが垂れ下がっているのにこけているという理不尽。どうしようもない。ああ、ちょっとでも見られる顔にするためには、もう整形するしかないのか。

しかしどこをどうするのか。一部分の修正だけでは他との釣り合いがとれずおかしくなるだろう。何度も整形を繰り返す人がいるのはそういうことではないのか。

しばらく考えて、諦めるというか、顔のことはもう気にしないことにした。これが私だから。美輪明宏さんの記事を読んでおいて良かった。気にしないと決めると一気にラクになる。

出来る範囲で努力はするが、気にしない。ほうれい線を気にするより、いつも晴れやかな表情でいること、暖かい気分でいること、アグレッシブな精神を目に込めることを心がけよう。そしてコロナが収まってからも私だけはマスクを常備しようと思う。