トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

うるささにイラ立つときは対象を自然現象だと思おう

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待合室

待合室にいるとき、周囲が限度を越えて騒がしいと不愉快になる。第一に移動できない。順番が来て呼ばれたときそこにいないといけないのが待合室だ。また私はたいてい本を読むので、あまり騒がしいと集中できなくなる。

気持を本に集中しようとするが、イラっとなる気持ちが集中を妨げる。

その気持ちを分析すると、対象が本来静かにしているべきなのにそれをしない、周りの人々のことを考慮せず自分勝手にふるまっていることへの不満があると思う。

その証拠に救急車の音や赤ちゃんの泣き声、雷や雨風など自然現象の音だと、同じように集中を妨げられても腹立ちの度合いはぐっと下がる。

対象がある程度の年齢に達した人間だと、公共の場では静かにするべきなのにと怒りが湧いてくるのだ。

でも、その人たちは悪意でやってるわけでもない。自分たちの声が大き過ぎることに、ただただ気づかないのだ。注意して気まずくなるのを選ぶか我慢するか、だが。自分が立てている騒音にも気づかないような人たちとはあまり関わらないほうがいいかも知れない。それに私は基本的に事なかれ主義のへたれだ。

仕方がないからその騒がしさを自然現象だと思うことにした。突然の雷雨。もしくは野生のヒト科ホモサピエンスの小さな騒がしい群れと遭遇してしまったと。そう思えば少なくともイライラは減少する。