トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

春の築地界隈

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今日は築地界隈を散策。

築地川公園は小流れの水も心なしか温かく見え、もう少ししたら小さな虫や水辺の生き物たちが姿を現すのではないかと思う。梅も、もう咲いていた。

井戸の手押しポンプを押してみている親子。きらきらと光る水が小さな手にふれては落ちる。芝生をハイハイしている赤ん坊もいる。

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ランチは立ち食い蕎麦「天花そば」でおろしぶっかけ蕎麦430円に春菊の天ぷら120円をトッピング。

蕎麦がうまい。腰があってのど越し良し。物の本によるとつなぎに山芋が使われているそうだ。つるつるしていて、うまい。つゆは私にはちょうど良い甘みのすっきりした味わいで、うまい。おろしもたっぷり。付け合わせのワカメがやわらかくて、うまい。トッピングで頼んだ春菊天がさくさくしてうまい。衣のあんばいが秀逸だった。

春菊天が二つも載ってたし、セルフサービスの水の横に「蕎麦湯」のポットもあって飲み放題なのだ!

立ち食い蕎麦、あまり馴染みがなくて食券を買い忘れてもたもたしてしまったりしたけれど、店員さんが声を掛けてくれて疎外感を感じることもなく無事完食。蕎麦屋はお店の雰囲気も味のうちだ。応対はそっけないくらいでちょうどいいのだけれど、居やすい雰囲気は欲しい。高級ぶって偉そうなのは粋じゃないから。とにかく、初めての店でトッピングまで注文できたのは、私にすれば上出来と言えるだろう。

『東京近郊 手打ち&立ち食い蕎麦』という本で見て行ったのだが、予想以上のおいしさだった。立ち食い蕎麦って、意外においしい。蕎麦をさっとたぐって席を立つ(もともと立ってるけど)という感じが好きだと思った。掲載店を制覇してみようかな。