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話題の本を読んでみた。
年を取るって、楽しいんだと思った。
要は気楽に行こうということだと思う。
だいじだと思った三つのこと。
①嫌な思い出との付き合い方
新しいことを上書きする。思い出はつまらないこと、嫌なことほど削除が困難だ。振り払い振り払いの毎日。それでもどうかするとひょっこり出てくるのが嫌な記憶だ。せんない後悔に我とわが身をさいなむ日々。
「上書き」という方法があった! ほんとにしようがない奴だと自分を笑ってしまおう。それがあったから今の気楽な境地がある、とか。新しいことに向かっていく楽しさにフォーカスするとか。
②認知症は老化現象
できるだけ頭と体をどんどん使ったほうがいいらしい。しかしいつかは衰えていく。もう、そこまで来ている。心配せず、なるようになるさと。
そしてめでたく80の壁を越えたら、楽しみもある。嫌なことは聞こえないふりをすることもできる。実は今もう、たまに来る勧誘の電話など、「さあ、私そういうことは全然わからないので」「若い人に任せていますので」などと言ってやんわり切っている。これからそれをもっと広範囲に使えるわけだ。
③楽しんでこその人生
好きなことをする。嫌なことはしない。残り少ない人生、もう一瞬たりとも無駄にしたくない。出来ることはやっておこう。
でも実は、若いときからそうだったのだと思う。「あんなことしたら恥ずかしい」とか「好きじゃないけどこれをやっておいたほうが役に立つかも」とか、無理して何をがんばっていたのか、自分が不思議だ。
成功した人って、自分に合ったこと好きなことにフォーカス出来た人じゃないのかしらん。