トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

ハイドロキノン敗退

二瓶使い切ったが、「やや薄くなった」以上の進展はなかった。これは、ハイドロキノンの効能のせいではなく、何十年もシミを放置していたせいだと思う。アーシュラ・グィンのファンなので、頬のシミが苦にならなかったのだ。

来年くらいにまたトライしてみるかも。

宮部みゆき『ドリームバスター』のフルスロットルな世界観

 

現代の日本のとある場所に生きているあなた。あなたの心がストレスや恐怖で悲鳴をあげるとき、それを聞きつけて別の星からやってきた凶悪犯罪者があなたの夢に入り込む。実体を持たない彼らは、生き延びるためにあなたからエネルギーを吸い上げ、あなたの意識を乗っ取ろうとしているのだ。

悪夢に怯えるあなたを救うのは、彼らと同じ星からやってきたドリームバスターたちだ。DBたちもあなたの夢に入り、あなたと協力して極悪な犯罪者を捕えようと戦う。

DBのシェンは孤児で、いかついおっさんのマエストロに拾われて彼と共にDBとして働くことになった。二人は犯罪者を捕えた報奨金で暮らしを立てている賞金稼ぎなのだ。

シェンたちの星は陸地が非常に少ない。互いに争っていた小さな国々が統一されて「旧連邦」となるが、政府の命令で行われた極秘の実験により、大爆発が起こる。その実験とは、人間の意識を肉体から切り離し、自在に動かすというものだった。その爆発でシェンたちの星テーラから地球への通路ができ、実験に使われていた極悪な死刑囚たちが電気的パルスの集合体という形で地球に逃亡したというわけだ。

この物語の設定は複雑だ。DBたちが住む世界は矛盾と理不尽に満ちているし、シェンの生い立ちに至っては悲惨と言っていい。生半可な覚悟では生きて行けない世界だ。宮部みゆきの筆力は読者を強引にその込み入ったハードな世界へ連れ込んでいく。

また、シェンたちと逃亡犯たちとの対決の場所となる「場」=「あなたの脳内」も複雑で謎に満ちている。そこに何があるか、何が隠れているか、あなた自身も知らないのだ。

この物語では、物語が設定されている二つの星(テーラと地球)と、DPの脳内という二つの世界が描かれていて、どちらも苛酷で救いが無いし、あたたかくやわらかな夢にあふれてもいる。いずれにしても活力を限界まで振り絞らなければ生きて行けない世界。表面はおだやかな日常を営んでいたとしても実はフルスロットルで駆け抜けなければならない世界。おぞましくも美しい、人を引き付ける世界だ。

少年シェンもとても魅力的だ。ドライでシビアで優しくナイーブでもある。あなたが女性なら、心にある傷を隠し、亡き友人の衣服だった赤い鉢巻をしめてさっそうと戦う美少年に母性をかき立てられるだろう。

まだ1,2までしか読んでいないが、続きがとても楽しみだ。

 

酒の効用ー缶チューハイ1個の幸せ

連れ合いが持病のため酒が飲めないので、付き合いで私も家庭内禁酒している。コロナのために飲食店でも飲めないから、結局全面的に禁酒と言うことになっている。

ある夕方、散歩の途中でふっと思い立ち、コンビニで缶チューハイと揚げ鳥を買って公園でひとり呑み。ひさびさのアルコールが、しみじみと美味しかったのである。

お酒って、こんなにうまかったか!

実に2か月くらいぶり。

こういうのもいいなと思う。いつか、ひとりキャンプみたいなこともしてみたい。

でも、気心の知れた人と何人かで楽しく飲む幸せも貴重だ。普通に出来ていたことができなくなって、もうずいぶんになる。

コロナ、早く収束してほしい。ワクチンも普及しつつあるし、医療体制さえなんとかなれば、平常に戻れるのではないだろうか。「自宅療養」だなんて、実態は「医療放棄」ということでしょう。

私のようなもともとボッチさんはまだ良いけれど、ふだん楽しくみんなでお酒を飲んでいた人は、どんなに我慢しているだろうと思う。

もう祈るしかないのか。

自民党総裁選のテレビに思うジェンダーの闇

高市早苗さん、彼女が女性であるがゆえに強く当たっている人たちがいる。

いろいろな考え方、主義主張があるのは当然で、それが反社会的なことでなければ自分の意見を表明することで非難される理由はない。自分が違う意見なら、そう言えばいい。

さて、高市早苗さんは、テレビで拝見する限り、頭脳明晰でよく勉強しておられる。自分の思いを伝えたいという気持ちもはっきりしている。それは誰が見ても明らかだと思う。この人をいわゆる「タカ派」というのかも分からないが、自分の考えを持っていて正直にそれを言って何が悪いのだろうか。好感を得ようとして歯に衣着せっぱなしの人や言を左右する人、玉虫色で生き延びようとする人たちより、その点ではずっと立派だと思う。

それをただ感情的に否定しようとしている人たちがテレビの画面の中にいる。安部さんや菅さんに対しても同じように率直にものを言ってきた人たちならそれでもいいが、言ってなかった気がする。

特にある女性アナウンサーが酷かった。そのきびしい口調、現政府のおじさまたちにぶつけてみてください、と言いたくなる。権力を持った男たちに対しては「わきまえある女性」でありながら同性に対してはあからさまな蔑視や嫌悪や批判を浴びせる(ように感じてしまう)。見ていて悲しくなってくる。

男の中にも、彼女に対してあきらかに上から物言う人たちが見受けられる。男の政治家と全然違う扱いをしている。

それが高市さん個人を評価してのことなら仕方ないが、性差別ではないのかとあたしは感じるのだ。

森さんがいみじくも「わきまえておられて」と評した女性たち。彼女たちは自分からは発言しようとしなかったと言う。こんなことを言われて恥ずかしくないのだろうか。自分から発言しようとしないのなら、委員会に名を連ねるべきではないだろう。しかし、そういう風に動ける女だけが男性社会で仕事をする(利用される)ことができる。わきまえないと「場」を与えられないからだ。それはそれで生き方だからいい。でもこれからは違う人たちに出てきてほしいと思う。潮のように強いうねりとなって社会を変えていってほしい。

また、権力ある男性に媚び、気に食わない同性は猛獣のように襲い掛かって倒す、男性社会の中であくまでも少数の特別待遇の女性でありたい女たちもいる。この人たちがいちばんたちが悪い。高市さんは、少なくともこういう女性たちの同類ではないのではないかと、期待している。

もちろん高市さんも「わきまえて」いたからここまで登って来られたのかもしれない。相当の苦難があったことは想像できる。

でも、実はあたしはこの人に、今とても興味を持っている。行動力が半端ない。計り知れない感じがする。USAで仕事をしていたこともあるし、自分から松下政経塾に飛び込んだ。意地悪なことを言われても笑顔できちんと対応する自己コントロール力もある。どんな話題を振られても、原稿を見ずに滔々と話す能力がある。他の候補者たちは「自分の意見を言う」というだけで誉められているのに、高市さんに対しては辛いのではないか。

高市さんが私淑しておられるサッチャー氏の軌跡を考えると、「鉄の女」というカッコいい呼び名と共に必ずしも一般庶民にとってやさしいとは言えない政策を断行したのではという疑問があり、不安につながらないでもない。日本をどこへ向かわせようとしているのか不安もあるが、少なくとも先日テレビで言っていたことは妥当だと思った。

自民党総裁として、ひいては総理大臣として誰が良いというのではなく、女性であるがゆえに不利益を被るのはどうだろうと思うのだ。

MCの中で大下洋子さんだけは、言うべきことをきちんと言いながら相手も尊重するというプロとしてのスタンスを見せていた。この人にも注目している。

けんかしても仲直りできるー実践結果

 ひろゆきさんの「けんかしても仲直りできる」という提言に触発されて、小さなけんか? を実践してみた。

①まず一人目。ある血縁の人物。必要があってメールしたら、とても私の嫌がることが返信されてきた。いつもなら小さなことだと心をなだめて忘れるよう努めるのだが、いちおう言ってみようと。

 彼のメールの文言が私には不愉快だったこと。その理由。これが続くなら縁を切りたいくらいだと言うこと。この3点を申し述べてみた。

 返事は、「気を悪くさせてすみませんでした。」という一文。

 無駄だった。この人を知っているから思うのだが、なにか底知れない怒りも感じた。

 ひろゆさんの言葉を頼りに、仲直りの一手を打ってみる。「こちらも言い過ぎました。」とメール。

 すると「ありがとう。安心しました。」まさかのハートマーク付き。

 げんなりした。なにも、伝わらない。相手の考えていることは、人を自分の思い通りに動かしたい、それだけのような気がする。自分の望む文言以外、目にも耳にも入らないのだ。

 なぜ電話でなくメールなのかと言うと、電話だと相手が奔流のように何十分も話続けて、こちらは相槌をうつチャンスもないからだ。

 これは失敗。仲直りできない相手もいるということだ。立ち去ることしかできない相手もいる。立ち去り、振り向かない。

コーヒー店で。

 この日はめずらしくイートイン。窓際の気に入りの席で本を読んでいると、騒がしい談笑の声。どうもカウンター付近。「お休みなんですか! いいですねえ!」大声の会話がかなり続く。騒がしくされるのが苦手だ。だからたいていテイクアウトして公園とかで飲んでいるのだ。公共の場なんだから騒がないでほしい。それにこういう時世なのだから、小声でしゃべってほしい。

 がまんせず、抗議行動を起こそうと思った。それは、音源のほうを「見る」というもの。かなりの勇気が必要な行為だが、何もしないで怒りをため込むよりはいいと思った。

 ドキドキしながら振り向く、見る。視線に気づいた彼らが見返す。しかし音源は収まらなかった。もう帰ろう。

 しかし帰り際、いつものマニュアルの「ありがとうございました。」が聞こえなかった。カウンターのほうを見ると、店員さんたちが隅の方に固まって、表情も硬くこちらを見ていた。

「あぶないばあさん」だと思われたのか。振り向いて見たとき、怒りが顔に出てしまっていたのか。どちらにしても、とうぶんそのお店には行けそうにない。行きたくない。

 ①②ともに失敗のようだ。慣れないことはするものではない、ということかもしれない。

 感想は、それでも言って良かった、だ。なぜなら嫌な気分が残らなかった。無力感もない。あたしにとっては、行動できたというだけで大したことなのだ。①はもともとあまり良い関係ではなくこれ以上悪くなりようもない。「立ち去る」決心ができただけ良かった。②は、とうぶんそこへ行かなければいいだけだ。○○〇がなければ△△△もあるさ。

 

 

ひろゆきさんの記事から敷衍して考えたことーけんかしても仲直りできる

このごろ年下から学ぶことが多い。はてなブログで私が訪れるのはほとんどが(私より)若い人たちだが、目からウロコの記事ばかりだ。それに、分かりやすい。普通の状態で若い人たちと話し、いろいろ教えてもらう機会はあまりない。ブログとか広く言えばネットとか、いいものだなと思う。

ヤフーに載ってるひろゆきさんの記事(談話?)も、よく参考にしている。

先日の「けんかしても仲直りできる」という記事も良かった。要は、けんかしても仲直りできるから大丈夫ですよ、ということ。

これを読んで、コミュニケーション下手の自分がどうして出来上がったかに思い至った。

けんかはいけない、言い返したら最後だと信じて生きて来た。もめ事を起こした時点でもう罪。そして罪人は、いつでもあたしだ。

「親の言うことが聴けないような人間はだめだ」「口答えするなんてとんでもない」というのが、うちの親の主なしつけであり、ほとんど唯一の教えだった。

あたしは臆病だったから、「出て行きなさい」と言われるとたちまち屈服した。どうせ分かってもらえない、一度宣告が下されたら変える望みはない。逆らえば生きて行けない。あたしは学習し、そう思い込んだ。

でも、ほんとはそうじゃなかった。けんかや意見の相違があるのは、人間が二人以上居れば当たり前のことだ。人間関係お仕舞じゃなくて、むしろそこから人間関係が始まるのに、その最初のところであたしは立ちすくんでいたのだ。

子犬たちだって、噛んだりじゃれたりもみ合って成長していく。それは全然悪いことじゃないのだ。自然に生まれた序列に従う集団は安定している。

何をされてもやり返さない、言い返しもしない人間は、軽く見られるか薄気味悪いと思われる。得られるのは、そういうもの。良くて憐れみか同情だ。時間が経過するとこっちにも恨みつらみ不満が溜まってきて、ぎくしゃくし始める。信用されない。疎外される。いじめられる。恨みつらみが湧く。という悪循環だ。

やり返しても、というかやり返せば当然軋轢が生じる。悪いときは人間関係破綻することもあるだろう。でもそれは、やり返さなかった場合も同じで、しかもこちらは、ほぼ100%破綻する。やり返せば、良い関係が生まれる余地が残る。少なくとも自分を嫌いにはならないでいられる。

で、ひろゆきさんは、だいたいは大丈夫だと言っている。けんかになっても修復できる、と。

そうだったのか。考えてみれば、ちょっと言い返したくらいで破綻するような人間関係には必死に維持しなければならないほどのメリットはない。「コールドゲーム」みたくその集団から出されたら外は零下30度で生存不可能というような状況ならべつだが、ありがたいことに現代の日本では私のようなひきこもりも何とか生きて行ける。

たいていの場合は大丈夫だと、ひろゆきさんは心強く保証してくれるのである。いや、もしかしたら大変なことになるかも、とは思わない。何十年も生きてきて、いろいろ苦労したあたしは納得できる。

いつも気軽に本音を言っていれば、ある日爆発する恐れもなくなる。皮肉やイヤミやとげとげしい言動も自然少なくなるかも。

しばらく前から努力目標にしていることだけれど、思ったことは率直に正直に言おう。それと、人と会ったとき最低一度は目を見る。「けんか」への第一歩だ。

リーンゲインズダイエット再スタート

なんと1㎏体重が増加。このところ、ほとんど減っていなかったのに、まさかの逆流現象だ。

リーンゲインズダイエット、だめなのかな。本式のリーンゲインズダイエットではなく、ただ14時間夕方朝の食事の間隔を空けるというだけなので、不十分なのか? やはり何といっても食べ過ぎているのか。

やり方を変えることにした。

①14時間を、今までのPM9~AM11ではなく、PM6~AM8にする。1日2食でなく3食とする。これによって、午後の食べ過ぎを控えられる(予定)。

②筋トレ100回

 ストレッチ、ウォーキングのほかに腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット各100回を日課とする。でも20回以上ならOK。

③サプリ

 インターネットで、ややあやしげ(かもしれない)なサプリを注文した。

    Miracles  happen  to  those  who  believe  in  them.

年内はこれでがんばる。9号サイズが着れるようになるかな。