トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

テレビドラマ

ドラマ「ミステリと言う勿れ」第9話  フジテレビ

昨夜の第9話もめっちゃおもしろかった。 第8話から2回連続なのだが、この前と同じく2回続いてもちっとも長いと思わない。いったん謎が解きほぐされたと思ったらまた掘り返される。その度に登場人物たちの見え方が変わってくる。 後半の整くんの「透明人…

テレビドラマ『スーツ』

2011年から始まったアメリカのテレビドラマ「スーツ」。日本版もフジテレビで放送され、月曜の夜を楽しませてくれた。 天才的な頭脳の持ち主だが弁護士資格を持たないマイクが、ハーヴィー・スペクターに見出されて「ピアソン・ハードマン法律事務所」に弁護…

テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」21日第7話

菅田将暉の久能整が良くて良くて、毎回楽しみに観ている。今夜の第7話は格別で、ぞくぞくするほど。一つ一つの場面が心に沁みた。 早乙女太一演じる井原香音人の美しさ、そこに居るのに現実感のない儚い感じ。ほんとうにうまい。コロナが終わったら、ぜった…

テレビドラマ『高慢と偏見』と映画2本

PRIDE and PREJUDICE 1995年 イギリス制作 原作 ジェーン・オースティン 脚本 アンドルー・デイヴィス 監督 サイモン・ラングトン キャスト エリザベス・ベネット ジェニファー・イーリー フィッツウィリアム・ダーシー コリン・ファース このドラマを観て原…

一般女性は転んでも立ち上がって人生を歩き続けるーSATCキャリーの魅力

朝食はキャリーたちと一緒だ。U-NEXTで"Sex and the City"を観ながら食べてる。だいたい一本観るけれど、途中まででもかまわない。彼女たちの生き方、ファッション、表情、それぞれの個性が大好きだから「上がる」。ちょっとだけ英語の聞き取りの練習になる…

トンイ

脚本 キム・イヨン 監督 イ・ビョンホン 今、朝食時は「セックスアンドザシティ」、夕食時は「トンイ」を観ている。キャリーたちと朝食、トンイと夕食。まるで家族のようだ。U-NEXT、けっこういい。 今全60話のうち40話くらいまでトンイを観ている。以前…

「フレイザー家の秘密」

U-NEXT で視聴。全6回。 原題は THE UNDOING 。「破滅」というような意味だと思う。 監督 スサンネ・ビア 脚本 デイビッド・E・ケリー グレイス・フレイザー ニコール・キッドマン ジョナサン・フレイザー ヒュー・グラント まず、タイトルバックの音楽と…

めっちゃ脚本おもしろい「テレビドラマ代表作選集 2008年版」日本脚本家連盟

芸術祭賞などに入選した傑作脚本集。 久しぶりに脚本を読んだが、すごくおもしろい。小説よりむしろ脚本の方が、生き生きと映像が浮かんでくる分伝わってくるものがある。キャストも載っているのでビートたけしなどのしぐさや表情が目に浮かび、実際にドラマ…

「漂着者」も最終回

TV朝日 企画・原作・脚本 秋元康 ヘミングウェイ(漂着者) 斎藤工 新谷詠美(新聞記者) 白石麻衣 ローゼン岸本(しあわせの鐘の家代表) 野間口徹 野間(刑事) 戸塚純貴 住職 リリー・フランキー 柴田(刑事) 生瀬勝久 古市琴音 シシド・カフカ 藤沼(総…

「准教授・高槻彰良の推察」最終回、ベリーナイス

准教授・高槻彰良の推察EX (角川文庫) 作者:澤村 御影 KADOKAWA Amazon 原作 津村御影 角川文庫 脚本 藤井清美 伊藤崇 小学生のとき訪れた山奥の村で不思議な盆踊りに迷い込んでしまった尚哉は「孤独」という呪いをかけられてしまった。三つの飴の中からべっ…

TV東京ドラマ「シェフは名探偵」西島秀俊主演が終わってしまった😢

ビストロ「パ・マル」のシェフ三舟は半径5メール(推定)の謎を解く名探偵だ。 このドラマの舞台は「パ・マル」の店内とその表の通りまでが範囲でその外に出ることはない。人物も店のスタッフ4人と若きオーナー、店を訪れる客などだけで外の世界は描かれる…

ドラマ『コールドゲーム』最終回 「なんとしても生き抜こう」に共感

小松江里子オリジナル脚本の「コールドゲーム」が終わり、「なんとしても生き抜こう」というメッセージが心に強く残った。めっちゃおもしろかったな。 隕石の衝突により地球に氷河期が訪れた。-45度の世界。ドラマの舞台は第七支部と呼ばれる小学校。そこ…

「精霊の守り人」第一回「女用心棒バルサ」のカッコよさにしびれる

綾瀬はるかが大好きなのです。 彼女の出演作の中でイチ押しなのが、この「精霊の守り人」のヒロインであるバルサだ。殺陣のカッコよさ、愁いを帯びた表情、愛しさあふれる笑み。凄惨な戦いの人生を歩んでいるにも関わらず、父とジグロに愛されて育ったことに…

「大豆田とわ子と三人の元夫」とスカーレットの憂鬱

「大豆田とわ子と三人の元夫」が終わったけれど、残像のようなものが私の心を漂っている。 ドラマって不思議で、放送されている期間はそのドラマを毎週楽しみにして登場人物を家族のように案じたり喜んだり彼らに怒ったりするのに、終わってしまうとまるでも…

『エアガール』、なぜ坂口健太郎と広瀬すずは結ばれないのっ!(3カ月遅れの、見た人しか分からない感想です)

春に録画しておいた『エアガール』をやっと見る。 前半はすごく面白かったけれど、後半だれてきて、正直に感想を口にした連れ合いとけんかになる。私も内心ちょっと退屈してきていたので、指摘されてむっとしたのだ。 前半はすごく面白い。「日本の空を取り…

亀和田さんありがとう!ーかごめは伝説になったのね

週刊文春の6月3日号「テレビ健康診断」を読んで救われた。 「シスターフッドと言ったら市川実日子でしょう」「名ヒロインの隣に市川実日子あり」「やはりこのドラマの最重要人物は市川実日子だ」などの言葉に共感しつつ読む。 ほんとうに、とわ子とかごめ…

『珈琲いかがでしょう』最終回は永久保存もの

たぶん佳香さんという方だと思うのだが、とても素晴らしいレビューを書いておられたので、もう付け加えることもないようなものだが、大好きな作品なのでやはり一言書きたい。なので、書く。 後味の良い終わり方だった。謎も解け、みんな収まるところに収まっ…

観なかった「大豆田とわ子と三人の元夫」

今週は観なかった「大豆田とわ子と三人の元夫」、見た人のレビューを読んで、やっぱり観なくて良かったと思う。 例の私の嫌いな三人の女たちが「三人の元夫」を攻撃しまくるシーンがあったようだ。さらに「大豆田とわ子の不在」についても第三者の無責任な意…

「大豆田とわ子と三人の元夫」に出てくる3人の女が嫌だ

ほんとに残念。「大豆田とわ子と三人の元夫」、面白そうだと思って見ようとしていたのに、この「三人の元夫」のそれぞれにまとわりついてる3人の女があまりにも嫌いなタイプで、見るに堪えず、とうとう途中で見るのを止めた。 厚かましいというか、無神経と…

『大豆田とわ子と三人の元夫』第4話 主演 松たか子     脚本 坂元裕二

八作が早良の目の前で俊明に「こんな女やめとけ」「やっすい女」と言ったので、スッとした。早良が俊明に残酷なことを言おうとしたのを察知して怒りを感じて言ったのだ。 早良みたいな自信たっぷりの自己中女が嫌い。男が自分を拒否できないと思い込んでいる…

『珈琲いかがでしょう』第2話を観て 「あれ」でなく「それ」を思った

わたしの青山はスタバにいる 『珈琲いかがでしょう』テレビ東京系 月曜午後11時~ 第2話 「キラキラ珈琲」 「だめになった珈琲」 録画しておいたものをやっと観た。すごく楽しみにしていたものだ。 なぜって中村倫也がいいから。穏やかな声がいい。でもっ…

今季いちばん好きなドラマ『ソロ活女子のススメ』

江口のりこさん演ずる五月女恵がいろいろな「ソロ活」を楽しむドラマ。 愛想笑いに疲れたら 今日も「ひとり」を楽しもう 好きな時に 好きな場所で ひとりを楽しむ人生 これ、いいよね。私の好きなやつ。 「ソロ活」という言葉があるとは知らなかった。 言葉…

天国と地獄 最終回

『天国と地獄』 脚本 森下佳子 綾瀬はるか(望月彩子)と高橋一生(日高陽斗)のコンビが絶妙だった。 入れ替わっている間の2人は、どちらも外見の中に本当の人格が透けて見える。それでいて陽斗の彩子は可愛らしく、彩子の陽斗は凄みを感じさせるという素…

青のスクールポリス 最終回

青のスクールポリス 火曜夜 原案 佐々木充郭 脚本 大石哲也、山岡潤平、小島聡一郎 主演は言わずと知れた藤原竜也。毎週楽しみに観ていた。終わってしまってほんとに残念。 藤原竜也演じるスクールポリス嶋田の後輩三枝役の山田裕貴は『ここは今から倫理です…

NHK「ここは今から倫理です」最終回

「ここは今から倫理です」 NHK 土曜夜 原作 雨瀬シオリ『ここは今から倫理です』 脚本 高羽彩 毎週観ていたドラマの一つ。このドラマを観ていて哲学が面白くなり、今『マンガみたいにすらすら読める哲学入門』という本を読んでいるくらい。 最終回は、仲良し…

『スクールポリス』 1月12日火曜日 午後9時 

まず、藤原竜也が好き。 かっこいいだけでなく、得体の知れないエネルギーを感じる。NHKの『精霊の守り人』の王役に彼の真骨頂が表れていた。神として生まれつき、自らもそう信じる王、しかし悲しいほど人間でもある存在だ。憎まれ役と言っていいと思うのだ…

『35歳の少女』最終回

エンドロールに「36歳の少女」とタイトルが出た。 望美はまだ「少女」だってこと。 これは、私たちの心に棲む永遠の少女(少年)の物語だ。 登場人物それぞれが自分の本当にやりたかったことを見つけ、前へ進み始める。 これってやっぱりおとぎ話だ。シン…

『35歳の少女』第8話 11月28日放送 日本テレビ系

これを書こうと思って参考にしようと「real sound」というサイトを見たら、内容といい、まとめ方といい、ほんとうにちゃんとしてて、全文引用したいくらいだった。私、こんな文章を書きたかったんだ。 同じことをまずい文章で書いても仕方ないので…

35歳の少女

2020年10月~ 日本テレビ系列 脚本 遊川和彦 主演 柴咲コウ 遊川和彦脚本なので、絶対に観ようと決めていた。 もちろん柴咲コウさんも大好きな女優だ。 35歳の少女という設定から、彼女がトリックスターとなり、周囲の人間たちを変えて行くハッピー…