トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

夏井いつき『赤ペン 俳句教室』 朝日出版社

俳句の20冊の2冊目。 また夏井先生の本を読む。弟子でもないのに先生呼ばわりはおかしいかもしれないが、「著者」と書くのも違う気がするので。 P28 俳句の宿命は類想類句との闘い 前の本でも書いたけれど、意識してこれをやっていなかったなんて、ほんと…

夏井いつき『世界一わかりやすい 俳句の授業』PHP

行き詰まりかけている私の俳句人生を再スタートするために、困ったときは関連の本を20冊読むというポリシーに従って読み始めた俳句本20冊の1冊目。 「はじめに」にこうあった。 P3 俳句には、人を救う力がある。 起こってしまったことは仕方ない。転ん…

神田まつや天もり

久々の神田。まつやに直行だ。 丸の内線淡路町A1出口を出て右手に歩道橋を見たとき、こっちだなと直感した。方向音痴のアタシが忘れていた道を間違いなくたどり着く、そんな店である。 三十人くらいの行列。最後尾について10分後くらいに熟年女性の2人連…

中谷彰宏『なぜかHAPPYな女性の習慣』 だいわ文庫

3つの気づき。 ①1秒たてば、過去。 「スイッチを切るだけでいい」とある。 今しかないのだ。 この年になると時間がとても貴重に思える。なぜ今まで気づかなかったのかと不思議なくらいだ。嫌な奴と過ごす時間、そいつを思い出してる時間、そういうのもほん…

上沼恵美子さんの「別居婚」に学ぶ

上沼恵美子さんが大好き。その話芸は絶品だ。 同じことを何度話しても、上沼さんだとめっちゃ楽しい。おもしろい。NHKの土曜日の番組に出ておられたころは楽しみだった。実家が大阪城、というような壮大な自慢?話がほんとに楽しかった。話し方も好きだし、…

新庄「ビッグボス」、「そうですね」は要らない という教え。

新庄が若い選手に、インタビューのときの「そうですね」は要らないと教えたそうだ。 「いいことを言おうと思うな。感じたことを素直に言えばいいんだ」 この言葉を覚えておこうと思う。 11月のブログなどのUP数が少なかった理由がここにある。「いいことを…

遠藤周作『深い河』講談社

インドツアーの一行4人にまつわる物語。その中の一人美津子とその学生時代の友人大津が芯となって語られる。 癌で妻を失った磯部は、献身的だった妻を顧みなかったという後悔から、妻の最後の望み「転生して再び磯部に巡り合いたい。必ず探してほしい」を叶…