トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「フレイザー家の秘密」

U-NEXT で視聴。全6回。 原題は THE UNDOING 。「破滅」というような意味だと思う。 監督 スサンネ・ビア 脚本 デイビッド・E・ケリー グレイス・フレイザー ニコール・キッドマン ジョナサン・フレイザー ヒュー・グラント まず、タイトルバックの音楽と…

読書の秋はやっぱり宮部みゆき

今週のお題「読書の秋」 まだまだあるとは言っても読みつくしてしまうと楽しみがなくなるので、わざと間隔を置いて読んでいる宮部みゆきの本。禁断症状が出て来たのでついに手に取る。 『この世の春』上・中・下(新潮文庫) 時代物のミステリー仕立てという…

エリカ「最高の友は、私のなかから最高の私を引き出してくれる人である」

朝のテンションを上げるルーティンのひとつが、テンションの上がる本を読むこと。朝一番に良い言葉を入れる。今読んでいるのが、エリカ著『ニューヨークで学んだ「私を動かす」47の言葉」(宝島社)。 エリカは単身ニューヨークで起業し、成功した女性。E…

小林弘幸『自律神経が整えば休まなくても絶好調』 ベスト新書

この本はいい。とても実用的だと思う。 ①「休息は『動かないこと』ではない」と著者は言う。「坐り込まずに動いたほうが急速になる」。「休む」ということの内容を考え直したほうがいいという提案だ。 交感神経も副交感神経も共に高く維持されているのがいい…

東京ステーションギャラリー「小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌」展

久々の美術館。なんと「日時指定制」になっていた。ネットで申し込み、ローチケで購入。煩雑なようだが並ばなくて良いし、あまり混まないし、私にはけっこう快適だった。この制度をずっと継続してほしい。 小早川秋聲は、大正~昭和期の日本画家。今まで知ら…

秋の小さな旅

今日は半日の小旅行に出かけた。 大好きな鎌倉。半日なので、あちこちぶらぶらとはいかない。2年ぶりくらいの鎌倉だが、由比ガ浜の海を見て蕎麦、と的を絞った。ここまで来たらせめて長谷寺へは行きたいところだが、今回は我慢。 海は美しかった。房総の海…

旅は楽し『女・おとな旅ノート』

『女・おとな旅ノート』 堀川波著 幻冬舎 ずっと出かけられずにいたが、感染者も減ってきたみたいなので、浮かれて信州上田の戸倉上山田温泉へと繰り出した。 「清風園」、とてもいい旅館だった。ご飯がおいしい。特に米は最高だ。銘柄は忘れたが希少な地元…

めっちゃ脚本おもしろい「テレビドラマ代表作選集 2008年版」日本脚本家連盟

芸術祭賞などに入選した傑作脚本集。 久しぶりに脚本を読んだが、すごくおもしろい。小説よりむしろ脚本の方が、生き生きと映像が浮かんでくる分伝わってくるものがある。キャストも載っているのでビートたけしなどのしぐさや表情が目に浮かび、実際にドラマ…