2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧
エリカさんのエッセイが好きだ。親切で明るく、勇敢な精神を感じる。 窓の側の小さな本棚に置いてときどきランダムにめくっている。 『ニューヨークの女性の「強く美しく」生きる方法』 大和書房 P23 どんな状況でも楽観的に生きる 楽観的になるのは、私には…
上橋菜穂子、待望の新作『香君』上・下 文藝春秋 ちょっと待って買った。美味しい料理には最後に箸をつけるという人種のように、なんだかすぐに買うのがもったいない、という。ひとたび手に取れば最後まで読んでしまうこと必至だ。未読の作品がゼロになって…
国立西洋美術館 企画展「自然と人のダイアローグ」へ。 今日はこの2点で頭も心もいっぱいになった。 ゴッホ「刈り入れ」とクレーの「月の出」。 クレーはもとより大好きな画家で、この人の絵がある展示室に入るとすぐに第六感で「ここにある!」とわかるく…
先々週爆発してしまった。言ったことはいいのだが言い方がまずかった。しかも弱い者へとばっちりが行った。最低。 こういうときは自分のケアだ。 オタク人間ではあるが、やはり外から取り込むものも必要。隠者のような日々は快適だったが、あまり続くと良く…
『「型」で学ぶはじめての俳句ドリル』 夏井いつき 岸本尚毅 祥伝社 俳句の20冊の4冊目。 夏井先生が「チーム裾野」とよく書いておられるが、この本で「俳句が百年後も富士山のように高くて美しい山であり続けるために必要な豊かで広い裾野」と説明されてい…
U-NEXTで『巡り会う時間たち』を観た。2002年USA、スティーブン・ダルドリー監督。 1923年英国リッチモンドのヴァージニア・ウルフ、1951年合衆国ロスアンゼルスのローラ・ブラウン、2001年ニューヨークのクラリッサ・ヴォーン。3人の女のある一日が同時進…
楽な気持ちにさせてくれた二つの考え方。 ⑴世の中のすべてのことはマクロで見れば良くなる方向へ向かっている。 ⑵すべては必然、意味のあることである。 「マクロで見る」というのがだいじだと思う。 人類は進歩していないと言う人もいるが、どう見ても良く…