トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『角川 俳句 令和7年6月号』を読む

日本の鳥たち <90> 撮影・解説 大橋弘一(野鳥写真家) 小洞燕 ショウドウツバメ 分類 スズメ目ツバメ科ショウドウツバメ属 日本での繁殖地は北海道に限られているそうだ。 「不規則な飛び方をするため撮影はなかなか難しい」とあるが、羽根を広げて飛ぶ写真…

『家事か地獄か』を読んだ。老後の人生(今だけど)に光が見えた。

家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択 [ 稲垣えみ子 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 「人生100年時代のまさかの出口戦略」 平均寿命がどんどん伸びていくこの時代は、うれしい反面恐怖の時代でもある。 少しでも元気で長生きしようと各自が…

『捨てられた妻に新しい夫ができました』(ラワーレコミックス)の衝撃の題材「妻競売」

捨てられた妻に新しい夫ができました(1) (ラワーレコミックス+) [ Alice ]価格: 1045 円楽天で詳細を見る 1~8巻までのうち4巻までキンドルアンリミテッドで読めた。残り4冊は購入。 夫に虐待されていたクロエはとうとう「妻競売」で売られることに…

斉藤一人・柴村恵美子『人は死んでも生き続ける』を読んで納得

斎藤一人 人は死んでも生き続ける [ 斎藤 一人 ]価格: 1650 円楽天で詳細を見る 三つのポイント ①「いのち」は死なないで循環していく 「今ここ」は、来世の人生とつながっている。これを知っていると、いろいろな場面で安心できる。 ②今、楽しければ、楽し…

「一幕見」デビュー 七月大歌舞伎 鬼平犯科帳<序幕>

一幕見、というのを経験してみた。 とても良かった。 前日から席の予約が出来るので、前日思い立てばネットで席を取って見に行ける。当日ふらっともいいけど、やはり席が決まっていると安心だ。 三階席なので舞台全体を俯瞰で見ることができるし、なんか、通…

『ひとりならそれでいいじゃない』(曽野綾子 ポプラ社)を読む

久々に紙の本を読んだ。 地図を買いに入った本屋で目についてすぐに手に取った。 曽野綾子さん、敬愛する、ちょっと怖い人。私からすれば高潔すぎて近寄り難い。潔さがまったく無い自分が悲しくなって、好きなエッセイなのに読み返せない、そんな作家だ。彼…