ベートーヴェンの散歩
ベートーヴェンは散歩が好きだったそうだ。
P22 彼は夜明けと共に起きだし、2時ごろまで仕事、その後大好きな散歩に出かけた
そうだ。その出で立ちは、
へりのすり減った帽子をあみだにかぶり、上衣のボタンはかけず、クシャクシャなハンカチーフと四つ切りの五線紙、それに八つ切りの雑記帳をポケットにねじこんで
というもの。あまりにぼろぼろなかっこうだったので警官に不審者とまちがわれたこともあったという。
ベートーヴェンの散歩姿をうたった詩が引用されているが、ユーモラスで楽しい詩だ。
散歩はベートーヴェンにとって「自然との対話」だった。
この曲は、
自然に対する限りない愛と感謝の気持ちから生み出されたもの
と記されている。
感想
曲は明るくさわやかで、喜びに満ちている。
ベートーヴェンは自然と人生を愛した人だったのだろう。音楽室に飾られた肖像のあの苦い表情は別物ではないか。
ベートーヴェンは珈琲好きだったと英語の読本で読んだことがある。珈琲と散歩が好き。私と共通点が二つもある。雑記帳(句帳)を持って歩くところも入れると三つだ。
散歩に行こう🎶