①五味太郎さんの表紙が素敵。カレンダーもついていて、めっちゃうれしい。
『きいろいのはちょうちょ』とか、ぼろぼろになるまで親子で楽しんだもの。
②巻頭名句鑑賞 池田澄子選
毎月スクラップしている。解説の文章がかろやかでふわっとしている。この人の言葉の使い方、ほんとにすてき。俳句もいいけれど散文も。
真中に富士聳えけり国の春 伊藤松宇
青空に詰まる空気や達磨市 小川軽舟
云うなれば龍宮日和藪柑子 高野ムツオ
③わたしの第一句集『光まみれの蜂』神野紗希
彼女の高校一年の夏。放送部の取材で行った俳句甲子園で見た一句に「わたしのことだ」と思い、「私の生きる今を表現できる詩型」だと直感する。
それから彼女は校内に張り紙ををして参加者を募り俳句甲子園へ。夏井いつきさん宅の句会へも通う。
「俳句のある方へ、俳句のある方へ。偶然に導かれ、惹かれるままに歩いてきて、いつの間にか今がある。」って、かっこよすぎる!
私は何を俳句だと思うか、どんな俳句を書きたいか。考えて、選んで、信じて、掘り進む力が俳人を作るのだと知った。
飛魚のいそうな書庫を施錠する
黒板にDo your best ぼたん雪
桃咲いて骨光りあう土の中
みんなよくはたらく桜どんどん散る
④紙上添削教室 鴇田智哉
「視点をずらす」 わかりやすく、参考になった。
⑤五味太郎さんと俳句
俳人でもあるんだとはじめて知った。
振りむけばおくれてきたるゴリラかな