トマト丸 北へ!

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観て来たよ!「マッドマックス フュリオサ」

監督・脚本 ジョージ・ミラー

フュリオサ アニャ・ライラ・ジョイ

 

題名がかっこいいので見る気に。

「マッドマックス」シリーズはなんか気持ち悪いという先入観があって見て来なかったけれど、タフで誇り高く美しいフュリオサにノックアウトされた。

ディメンタスに捉えられて片手を吊り上げた状態で恋人の非業の死にざまを見せられるフュリオサ。

ディメンタスが様子を見に来たとき、彼女は自分の手を断ち切って逃亡していた。驚愕するディメンタス。ぶら下がっている肘から上の右手。

 

印象深いシーン

義手を付けて立ち上がるフュリオサ。とても美しい。

フュリオサの同胞の別れの挨拶。額と額をくっつける。祈りのようだ。

さらわれた幼いフュリオサを救うために単身バイクで後を追う母。

荒廃した世界の映像。

 

ただ、最後のディメンタスとフュリオサの対決シーンが少し長すぎた。二人の哲学的とも言える会話は興味深かったが、トイレを我慢している身には長かった。エンドクレジットの後にきっとフュリオサの帰還のシーンがあるのだと思ったが、やむなく途中で席を立った。残念。

「怒りのデスロード」、観なくちゃ。