トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

船井幸雄『一粒の人生論』をオーディオブックで三度聴いた

楽な気持ちにさせてくれた二つの考え方。

⑴世の中のすべてのことはマクロで見れば良くなる方向へ向かっている。

⑵すべては必然、意味のあることである。

 「マクロで見る」というのがだいじだと思う。

 人類は進歩していないと言う人もいるが、どう見ても良くなってる気がする。

 昨日今日、去年今年の範囲で見ると逆行しているような気もするが、大きな流れを見れば確実に良くなっているのだ。黄河は西から東へ流れているが、部分を見れば逆に流れているところもあり、淀んでいる場所もある。大勢としてはでも、確実に下流へと進んでいるから心配しなくていいのだ。

 これを読んで気がラクになった。⑵はよく言われることだ。⑴、⑵、共にそれで気がラクになるのであれば信じてさしつかえないことだと思う。

 他に「嫌なことをがんばらず、好きなことをする」「他人を批判しない。できれば包み込む。無理ならスルーする」など、実用的ないい言葉がたくさんあったので、三度聴いた。少し飽きてきたので、また折を見て聴こうと思う。朝の散歩の時などに聴くと気持ちが明るくなる。