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去年のNHK俳句の放送を見返している。
実は録画してそのままになっていたのだが、やっぱり観ようとなって面白く見ている。
4月2日は夏井先生の第1回だ。
出演は夏井先生、家藤正人さん、アンタッチャブルの柴田さん。
夏井先生、家藤さんはもとよりだが、柴田さんが良い味出してる。ちょっと薄い感じがいいね!
一年間のテーマは「凡人脱出」。
10年以上やってても進歩の見えない私にぴったりの企画だ。なぜ去年視聴しなかったのかと思うが、俳句的元気が出なかった。句会の講師と合わないのに無理に続けていて疲れ切ってしまった。
どっちへ向かって努力すればいいのかわからない。
出来る俳句片っ端から自分でダメだしをするようになってしまった。
今年になって物理的に出席できなくなったのもあり句会を脱退してやっと傷が癒えてきた。おこがましいが、
藤田湘子さんの「愛されずして沖遠く泳ぐなり」の心境?
凡を恐れず、批判を恐れず、0点も恐れずという気持ちがなければ俳句は作れない。
でももちろんそのままでは面白くないので、作ってからいじくる。作句の途中に自分でボツにしてしまっては何も残らないし。
いじくり方も分からなかった。
その答えがこの講座にありそうだ。
類想を敵として工夫をする。しかし類想は共感の土台でもある。
なるほどそうだったのか!
描写の言葉で映像を作る。
好きな俳句はだいたい覚えやすい。それは情景がぱっと頭に浮かぶからだろう。
今日のポイント アレンジのパターン3つ
⑴(蒲公英を吹く)「息」を描写する。
⑵自分の思いを情景に乗せる。
⑶(蒲公英のた絮を吹く)人を描く
推敲のポイントだ。こういうところにオリジナリティを出していくんだな。
好きな特選句
それが今ならば蒲公英を柩に 東京都 高矢さん
たんぽぽへひかりゆきわたれば風来 長野県 古瀬さん
今日の「柴田のあゆみ」
蒲公英からは100m離れてみよう