トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

とにかく毎日一行でも書く。

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」

とにかく毎日一行でも書こうと思っておおむね毎日実行している。

0.7mmのシャープペンシル必携。それとノートをどこへでも持って行く。忘れるとパニックになってしまうほど私にとっては大切なもの。俳句も散文も詩も日記もいっしょくた。見開きの右ページへどんどん書いちゃう。

俳句、上達しない。NHKで一時は佳作に選ばれ続けていたが、最近ではとんとご無沙汰だ。去年放送句に選ばれたときがピークで、その後は鳴かず飛ばず。事情があって句会もやめた。夏井先生のサイトも最高で天地人の「人」。

でも、楽しい。格上の人からしたらアホかと思われるかもしれないが、佳作や入選をしたら赤飯を炊く。この年になって自分のことでお祝いできることなどなかなかない。

続ける。一時期「たくさん送ればどれか選ばれる」と信じて最低でも五、六句投句していたが、数撃てば当たるというものでもないと悟らされた。

でも、続ける。

続けるコツは、これはだめなんじゃないかと自分で批判してボツにしてしまわないことだ。作っている途中でこれをやるとぜんぜん出来なくなる。あかんかも、こんなんけなされるに決まってると思ってもとにかく一度形にする。何十句も作り溜めて、それをいじっていく。途中の段階でポシャってしまうと、だめなんだ。心の中にいる野次軍団を追い払うこと。捨てるのは最後の段階でいい。その時は非情になってバンバン切る。残るのは一句か二句だ。これが楽しいんだよね。

散文も、とにかく書こうと思う。なかなか一つの作品にまとまらないけれど、書くことはやめない。ブログだって「こんなん自分でも読まんかも」と思わずに書く。他のブログを見ると「こういうのが書ければなあ」とへこむ時が多いけれど、すぐ立ち直る。私は私。句会と違ってわざわざ批判してくる人はいないから、その点は気楽だ。

それでどうなるの? って、どうにもならない。

でも私には必要なんだよね。

何才だろうと好きなことをやって何が悪い。そういう気分にやっとなれた。

実は来世もさ来世もあると思っている。何十世も続ければそのうち文豪に!?