トマト丸 北へ!

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今日のひとりさんからの学びー下に見てバカにしていい人なんていない

これが私の今世の学びと感じている。

人間関係がうまくいかない私。あちこちでゴツンゴツンとぶつかり生傷が絶えない私。「団体行動に向かないな」といつも思う。わりといい人たちの間に入れてもらっても、うまくいかない。

自分を尊重していないからだ。他人を持ち上げすぎるから、バカにされるのではないか。

でもよく考えてみると、内心ではけっこう人を馬鹿にしている。

やたらと自慢をする人。内心ではアホかと思いつつ、感心しているふりをする。

仕切ろうとする人。不愉快だな、嫌な奴だなと感じつつも笑顔で従って見せる。

などなど。でも根が正直なので、本心が透けて見えるのだろうと思う。だいたいそういう人は劣等感が強いので、実は敏感なのだ。

それから世の中には私より気が弱いいかにも善人そうな自信のなさそうな人も居る。そういう人でさえ、何かの拍子に牙をむいてくる。こいつもか! でも、その前に内心その人を「組み易し」と思いはしなかったか。

お互いに相手を尊重する。それができないと悩む人がいる。

難しいことを考え過ぎなの。

自分が機嫌よく笑っていれば、目の前の人を敬おうとかいちいち思わなくても、勝手にそういう気持ちになるものなんです。

この言葉(『成功したのはみんな龍のお陰です』(斎藤一人さん・みっちゃん先生))に救われる思いがした。方法はある。

たとえ内心であっても相手をバカにしたら嫌われて辛い思いをすることになる。だからと言って相手を尊重する方法が分からない。「尊重するふり」しかできない。これは、ふりだとバレたとき却って相手をひどく怒らせてしまう。

どう努力すればいいのか分からなかった。

そうか、この場合もまず自分の機嫌を取るのか。

私のように自分を責めがちで、だめだだめだと自分に言ってるととても機嫌が悪くなってしまう。そうなると目の前の人間の良くないところがバンバン目についてしまうのだ。自分だけでなく他人のダメな所にいちいち気が付いてしまう。

今のままだと堂々巡りで事態は少しも改善しない。

自分を責める方向へ行くのをやめてみようと思う。

「下に見てバカにしていい人なんていない」。それは自分だって、下に見てバカにしてはだめなんだ。自分が気持ちよく生きれるようにしよう。