トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

「あたしはガンジーより中谷さん」な理由

あたしはガンジーより中谷さん。

ガンジー語録を読んだけれど、あまりにすごすぎて、1ミリも近づけない。自分独りの世過ぎをしかねているのにリーダーシップなんか取れない。社会の変革なんか目指せないと思った。こんな人が存在していたんだと、ガンジーを思うと感嘆するだけだ。

ガンジーが孤高の賢者なら、中谷さんは隣のかっこいいお兄さん。出来の悪い近所のガキにもやさしい言葉をかけ、励まし、一歩でも前へ進めさせようとしてくれる。

 

急がなくていいよと言う時に早くする。

朝食は加速スイッチ 朝ごはん、一杯のコーヒー、15分の仮眠、散歩、家事3分など、他にも加速スイッチを持っておく。

泥の船でも沈まないうちに向こう岸に渡る 強さより、賢さより、質よりもスピード

押し問答は100%ゆずる。

1番に応募する。

親孝行はダラダラしないで一生懸命生きること。

会期のあるイベントは、最初に行く。

 

書き抜いたことば。すぐにやってみようと思い、また出来そうな気もする。

「加速スイッチ」。朝どんよりが多い私だ。どんよりしているうちに過去の嫌なことを思い出してどんよりする。自己嫌悪でどんより。仕方なく何かを始めてだんだん気が紛れて来る。運が良ければやる気が湧いてくる、といった具合。他の人たちは自分で「加速スイッチ」を入れていたのか!

私にいちばん足りないのはスピードだと思う。さっと、やらない。グズグズしているうちに機を逸する。たまにさっと行動すると必ず失敗するから、やらないほうがましだったと思う。ますますグズグズになる。こんな感じだ。

自分はうまく出来ないのが当たり前だと考えて、でも、行動する。どんな成功にも失敗の側面はあるし、100%の成果をあげるのでなければ何もしないという方針で生きていると、何一つチャレンジできない。

その日思いついたことはその日やってしまおう。キムタクの「やっちゃえニッサン」は「やっちゃえトマトさん」だと思おう。

中谷さんの本は、こんなふうに気分を上げてくれる。中谷さんはあたしの加速スイッチなのである。