Sさんはわたしをなめている。
①明るく優しく接していると、だんだんとわがままになり、マウントを取ってくる。
②わざと嫌なことを仕掛けて来て、不機嫌にさせる。
③距離をとっているとなんとかひっかかりを作ろうとするのか、「相談」ごとを持ちかける。こちらがいろいろ解決方法を考えて提案するも、「それはちょっと無理」「今はできない」などとすべて採用しない。あげくに「話を聞いてもらいたかっただけなのに」と言う。
わたしのささやかな日常に侵入してきて、楽しく過ごしている時間を変な物へ変え、無力感を味あわせようとするのだ。近しい人なのでなんとか快く付き合いたいとの努力の積み重ねを賽の河原の鬼のごとく一瞬で突き崩す。人が一生懸命積んだ積み木を前足のひとかきでめちゃくちゃにしてしまう質の悪い猫のような奴なのだ。
考察 ⑴Sさんにはそうせざるを得ない事情がある。定かではないがあるのだと思う。
⑵彼女には辛いことがいくつもあるので、心の中に悪意が溜まっている。その悪
意に突き動かされて、ほとんど無意識にやっているのだと思う。だから人が気を悪
くしたり怒ったりしても全然反省しないし、後悔もない。逆に自分を被害者だと思
い、殊勝気にこっちを「許し」たりするのだ。
⑶「積木崩し」でカタルシスを感じてしばらくは落ち着いていても、マグマが溜
まってくるとまた人を突いてくる。
⑷外部から見ると、めそめそと大人しいSさんよりわたしのほうが悪者に見えて
しまう。
対策 ⑴すぐ逃げる。避けて、離れる。ちょっと話をずらす。
⑵Sさんと自分自身の学びを信じて遠くから見守る。
⑶(辛さを訴えられたら)「分かる気がします」と一応受け、「でもあなたは大
丈夫」と大丈夫なものとして扱う。実際大丈夫なのだ。
⑷自分は自分で楽しく遊ぶ。遊びが足りないから他人のことが気になってしまう
のかもしれない。