トマト丸 北へ!

本と映画、日々の雑感、そしてすべての気の弱い人たちへのエールを

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オーディオブック『年収1億円になる人の習慣』山下誠司著で覚醒?!

自分よりずっと若い著者の本を読むのが楽しい。とても勉強になる。人間はどんどん進歩しているのだという気分になれる。 この本も良かった。フェラーリに乗りたくて、かっこよくなりたくて、億万長者になりたくて、そういう自分の欲望に忠実に、誇りを持って…

感想・オーディオブックで聴く『野菊の墓』(伊藤左千夫著)~泣ける!

オーディオブックで聴いた『野菊の墓』。 結末の部分で泣いてしまった。「民さん」が哀れで哀れで。 以前読んだことがあると思うのだが、記憶とたいぶ違っていた。「民さん」のイメージをか弱く可憐なだけだと思っていたのだが、気が弱いにしても品位のある…

感想・小野不由美『風の万里 黎明の空』十二国記 上下 新潮文庫

風の万里 黎明の空(上) 十二国記 (新潮文庫 新潮文庫) [ 小野 不由美 ]価格: 737 円楽天で詳細を見る 『月の影 影の海』に続いて陽子が出てくる。 鈴、祥瓊、陽子と私の十二国記4大ヒロインのうち三人が登場する。(4人目はもちろん『図南の翼』の珠晶…

樺沢紫苑『インプット大全』 サンクチュアリ出版

『アウトプット大全』が示唆に富んでいたので、インプットの方も読んでみた。インプット3にアウトプット7くらいの割合が理想とあり、生活が楽しくなった。それまで特別な才能のある人だけがアウトプットを許されると思い込み、アウトプット全般にどこか腰…

「道の駅とみうら(冨浦)」が最近のお気に入り

館山道をぐんぐん走って終点で下りてちょっと行ったところ。(地図の読めない女の説明)でも、看板もあるし、すぐわかります。 以前にも書いたけれど、店の裏手がイングリッシュガーデンのようになっていて、川もある。橋を渡って丘の上に出ると一面の菜の花…

村上春樹『村上ラヂオ』 マガジンハウス

村上春樹 文 大橋歩 画 村上春樹のエッセイ集の中でも特に好きな一冊に入る。もう何度も読んで、本もちょっと古い感じになっている。 大橋歩さんの絵がすてき。高校生くらいのときかな、「アンアン」が創刊。田舎の女子高生は「東京」へのあこがれをこの雑誌…

濱口竜介監督・脚本『ドライブ マイ カー』

DRIVE MY CAR 監督・脚本 濱口竜介 脚本 大江崇充 家福悠介 西島秀俊 渡利みさき 三浦透子 高槻耕史 岡田将生 家福音 霧島れいか 村上春樹の短編小説は難解だ。長編がわかりやすいというわけではないが、私には短編のほうがより謎に満ちているような気がする…

ドラマ「ミステリと言う勿れ」第9話  フジテレビ

昨夜の第9話もめっちゃおもしろかった。 第8話から2回連続なのだが、この前と同じく2回続いてもちっとも長いと思わない。いったん謎が解きほぐされたと思ったらまた掘り返される。その度に登場人物たちの見え方が変わってくる。 後半の整くんの「透明人…

田村美葉『できるだけがんばらないひとりたび』 KADOKAWA

副題は「ひとり旅する前に知っておきたい51の心得」 この題名と副題はイマイチだと思う。「がんばらない」がいかにもという感じだし、副題の「心得」という言葉があまり好きじゃない。上から目線を感じる。 でも本の内容はぜんぜんそうじゃない。「旅」の楽…

テレビドラマ『スーツ』

2011年から始まったアメリカのテレビドラマ「スーツ」。日本版もフジテレビで放送され、月曜の夜を楽しませてくれた。 天才的な頭脳の持ち主だが弁護士資格を持たないマイクが、ハーヴィー・スペクターに見出されて「ピアソン・ハードマン法律事務所」に弁護…

春の築地界隈

今日は築地界隈を散策。 築地川公園は小流れの水も心なしか温かく見え、もう少ししたら小さな虫や水辺の生き物たちが姿を現すのではないかと思う。梅も、もう咲いていた。 井戸の手押しポンプを押してみている親子。きらきらと光る水が小さな手にふれては落…

中谷彰宏『美人は片づけから』 だいわ文庫

片づけよう! という気持ちになれる本。 ①「片づける」とは、どういうことか。 自分の生活をデザインしていらないモノを捨てることであり、いらなくなったモノを捨てて人生をアップデートすることだ、と書かれている。 だから「片づける」行為で性格は明るく…