①妥協しちゃいましょう
「なんでもかんでも論破すりゃいいってもんじゃありません」ということ。
相手をやっつけてもその場だけスッキリしたような気分になるだけ。強い相手なら、干されたり仕返しされるし、弱い相手には恨みを抱かれる。ほんとにだいじなこと、だいじな場面だけがんばる。むつかしいけど、小さい所でエネルギーを無駄遣いしないということだと思う。
②最初に本音を伝えてしまう
「まずは、はっきりと『いやだ』という本音を伝える。うまく行きそうにない相手には「その場ですぐに謝ってしまえば」大きなもめごとにはならないはずだとある。
本音を言わなければ、関係は作れない。リスクはあるが、「すぐあやまっちゃう」という安全弁をつけて、やってみようかな。
③断るときにいちいち理由を言うのをやめましょう
理由を言うと相手はそれが回避できる案を考えてしまうから、最終的には窮地に陥ったりするから、とある。
「ごめん! どうしても行けないの!」で押し切るほうが良いそうだ。
これ、私がよくする失敗だ。句会も行けない理由を並べ上げているうちにその原因が次々クリアされてしまって往生した。ほんとは、ただ行きたくなかった。気まずくなり、ますます敷居が高くなってしまった。
④嫌われることに慣れましょう
嫌われるのが怖いのは、「嫌われ慣れ」をしていないだけ。嫌われても、意外と大したことは起きていないと書かれている。そうかも。
どこへ行ってもうまくいかない私。もう開き直るしかない。堂々と嫌われて見せましょう。
⑤相手を「子ども」とみなす。相手を「動物」とみなす
人前でマイナスオーラを出すような人、感情と理屈の区別がつかない人は、動物だと思えばいい。動物とまともにやり合うのは無駄。「この動物に襲われないためにはどうすればいいか」を冷静に考える。
過去の隣人について、こう考えれば良かったのかもしれない。ほんとに訳の分からない言葉を垂れ流す人だった。どうにかできると思ったのがまちがいだった。
これを書いてるということは、ひろゆきさんも相当てこずったことがあるんだなと思う。この「100のコツ」も、こんなにいろいろ工夫して、用心して人は生きているのだと感心した。私ってば、パジャマを着て何も持たずにサバンナをうろうろしていたのかも。
⑥1つのものを100%仕上げるより、60%のものをすばやく連続して作る
長い時間こねくり回していたからといって素晴らしいものができるわけでもない。
⑦職場は人間関係で選びましょう
そうだよね。職場でなくても、所属するならいい人間関係の場所がいい。なければそういう場所を自分で作る。私の場合、構成員自分ひとりになってしまうかも知れないけれど。
⑧すべてはネタになる
無駄なこと、無駄な努力は無い。書くことで昇華できるし、ネタにしてしまえばネガティブな出来事も明るい岩山の上のカモシカを見つけ出してくれるはず。
⑨へたに大きな相手にむかって行っても、結果はしんどいだけ。社会を正すことに力を入れても、徒労に終わるだけ。
これって、良くないことだけれど事実だと思う。自己保身を図るのは当然だ。
でも、本を読み、自分の考えを持っておくことは大切なことだと思う。すぐに行動に移れなくても、大きなことはできなくても、世の中を良く見て、自分の目で見て考えることは止めない。自分の生活はだいじにする。気を付ける。それも忘れない。