2023年はとてもすてきな年だった。
①久々に親友に会った。これはもうめっちゃ素敵な時間だった。
久々と言っても何十年ぶりの再会である。相当な勇気が必要だった。なぜならその人は私にとってとても大切な人だから。大好きだから。会いたいと思えるごく少数の人間のひとりだから。会ったことで失うことになるかもという恐れもある。
失望させたらという思いもあった。今の自分を差し出すことの是非?
思い出に留めておく方が無難なのかも。
でも会った。自分の気持に素直に従った。
彼女は想像どおり素敵に年を重ねていた。私が願っていたとおり、愛に恵まれ、努力もし、実り多い人生を送って来たと分かった。茶目っ気も失っていない。
いや、楽しかったな! でもってまた会う。
②俳句が入選した。
星野高士先生に選ばれた。選評もあたたかく、励まされた。
自分を誇りに思える。うれしいし、俳句を楽しめてる。それが尊敬する人に認められるって、すごくうれしいことだ。
選者の先生たちに共通することは「誉め上手」ということだ。俳句が好きで、後に続くものたちを励まそうという、いいところを見つけて伸ばしてあげようという。辛口であっても愛がある。
③旅行
三泊四日だが、九州へ行った。車でがんがん走って温泉に入り、おいしいものを食べる旅だ。宗像神社、大宰府天満宮などよい気のあふれる神社にも。
④東京のホテルでまったりと年末を過ごした。
大いに散歩をした。東京が好き。
⑤「自分を愛する」ことに目覚めた。
自分を愛して楽しい気分でいる。スタートはまずそこ。嫌な思いはさせない。
自分がすかすかなのに愛を出そうとして苦しんできた。そういう苦しみから良いものは生まれない。
自分を楽しませる。幸い、小さなことで喜ぶ才能(?)に恵まれている。「楽しむ」と決めさえすればいくらでも楽しめるのだ。「楽しむ」と決めることが今まではできなかった。すごい罪悪感があった。
私が喜んだり楽しんでいることを不快に思う人が周囲にいたのだ。でも、ほんとは関係なかった。決めるのは自分だったのに。
嫌な出来事はなくならないけれど、切り替えて良いことに変えたり、あるいはさらっと流せるようになりたい。楽に、そうできるようになってきた。